2002年釣行記

    7月20日晴れ

  • 鮎釣り:飛騨川支流黒川
  • 6月末以来,実に3週間ぶりの釣行。今日も昼までしか時間が無いので,4時に出発,5時に東白川村のいつものおとり屋に到着。台風後,まとまった雨は降っていなかったが,山のほうで雨が降って増水している,と主人。確かに竿を出せるところは限られている。30cmほどの増水か。不調が伝えられているが,水の引きが早い黒川に向かうことにする。付知,白川,黒川上流部と,釣人は誰もいない。どこにでも入れるが,めざすは中流部の大きな淵。しかし,今日はじめて見かけた釣人が,めざすポイントに入っていた(ショック)。仕方なく,2年程前から何回か通っている寺下のポイントにはいる。ここでは,1時間ほど当たりが無かった。場所移動で,中流部の友釣専用区に入る。ここでは落ち込みぎりぎりの石の前で弱い当たり,口掛かりで20cmの良型がタモに飛び込んできた。ぬめりと香りが強い良い鮎だ。しかし,ここでもこれっきり。さらに下流に向かうことにする。8時を過ぎていたため,さすがに釣人は増えている。他の河川が増水で竿が出せないのだろう。場所を探しながら,とうとう白川との合流点付近まで来てしまう。行き止まりの山道に入ってしまったため,車を降りて川までおりる場所を探すと,ありました,ありました。10mほどの絶壁が続いているところで,1箇所だけ竹やぶと岩盤が出ており降りることが可能です。降りると大きな淵の上になっています。強い2つの流れがあり,まず,手前の緩い流れに最後のおとりを投入。アタリはありません。次に,2つの強い流れの間に入れると,すぐに大きなアタリ! 限界近くまで竿が曲がる。その後,下流に向かったので,岩盤づたいに移動するも,これ以上移動できないところまで来てしまう。3m以上ありそうな淵の深場にもぐりこんでしまい,強い流れも相まって,なかなか浮上してこない。メタルの0.1号と付け糸0.3号を信じて強引に引き上げると,なんとか浮いてきた。おとりがみえたところですかさず抜き上げると,とんでもない大きな魚が飛んできました。スローモーションのようにタモに入って,確認すると,自分の手のスパンを越える24cmの大型鮎。それから1時間ほど粘ったが,それっきりなので10時半に切り上げることにした。

  • 仕掛け:シマノαズーム先掛9.0-9.5,水中糸メタル0.1号,背バリ,針7号
  • 釣果:計2匹(20, 24cm)